'短尾下目'
|学名 = Brachyura
|和名 = カニ(蟹)
|英名 = w:Crab|Crab
|下位分類名 = 群 (分類学)|群
|下位分類 =
* カイカムリ群
* アサヒガニ群
* マメヘイケガニ群
* 真短尾群
}}
'カニ'(蟹)は、十脚目'短尾下目'(たんびかもく、Brachyura、別名:'カニ下目')に属する甲殻類の総称。世界中の海、淡水、陸上に生息する。腹部は短く、通常は胸部の下に隠れている。体は厚い外骨格で覆われている。5対の胸脚を持ち、第一脚ははさみ (動物)|ハサミとなっている。約1.8億年前のジュラ紀に初めて出現した。
== 概要 ==
熱帯から極地まで、世界中の海に様々な種類が生息し、一部は沿岸域の陸|陸上や淡水域にも生息する。主に熱帯域に多くの種が分布しており、淡水ガニは1300種ほどが知られている。成体の大きさは数mmしかないものから、脚の両端まで3mを超すタカアシガニまで変化に富む。
箱形にまとまった頭胸部に5対の歩脚(胸...