'モノグラム'()とは、2つ以上の文字やその他の記号を重ね合わせたり、組み合わせたりして、1つの記号を形成した模様|文様のことである。日本語で「組合せ文字」ともいう 。単に文字を並べただけのものとは区別される。モノグラムは、個人名や企業名の頭文字を組み合わせて作られることが多く、認知度の高いシンボルやロゴタイプとして使用されている。
なお、頭文字を元にしていないものは、正式には「サイファー」 (cypher) としてモノグラムと区別する(例: )The Shorter Oxford English Dictionary (Fifth edition; 2002) defines it as a "device composed of two or more letters... interwoven together." Volume 1, p. 1820.。
== 歴史 ==
File:Albrecht Dürer Monogramm.svg|thumb|100px|[[アルブレヒト・デューラーの"AD"を組み合わせたモノグラム]]
モノグラムの最も古い使用例は、紀元前350年頃の硬貨である。最も古い例では、硬貨を発...