'ポイント'は、出版において使用される長さの単位である。文字のサイズや余白の幅などの、版面の構成要素の長さを表す場合に使われる。“pt” と略記されることが多く、「ポ」と略記されることもある(例:「11ポ」)。後述するように、歴史的にポイントの定義は数種類あるが、現在は DTP アプリケーションソフトウェア|アプリケーションにおいて広く使用されている 'DTP ポイント'が一般的である。これは1 pt = 1/72 インチ|in. (= 25.4/72 ミリメートル|mm = 0.352 777 7... mm) とされ、1981年にゼロックス社が発売した世界初のビットマップ画像|ビットマップディスプレイ (コンピュータ)|ディスプレイを実装した製品である Xerox Star|Xerox Star(ゼロックス・スター)で採用され、以後 DTP アプリケーション等において標準となった。版面のレイアウトの単位をポイントにしておくと、文字が占める...