'(英:''enamel''、仏:émail、伊:smalto)とは顔料を含む塗料の総称。フランス語では'エマイユ'、イタリア語では'スマルト'と呼び、英語のエナメルは古代フランス語のesmaillerあるいは中世初期のラテン語smaltumを語源とする。smaltumはフランク語のsmaltを語源としており、これは呉須(陶器の染め付けに用いる鉱物質の顔料で、酸化コバルトを主成分に鉄・マンガン・ニッケル等と含み、還元炎によって藍青ないし紫青に発色する小学館デジタル大辞泉「呉須」[https://kotobank.jp/word/%E5%91%89%E9%A0%88-64864])を意味する。釉薬としてのエナメルはツタンカーメンの宝物など古代エジプトから利用されており、ビサンティン帝国時代に洗練され、11~12世紀に:en:Mosan art|モザン地方やリモージュを中心として聖器制作に用いられた平凡社・百科事典マイペディア「エマイユ」[https://kotobank.jp/word/%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%A6-3...